Wednesday, April 28, 2010

接客のマナー 






















こんにちは
みなさん カナダに来てから 店員さんの接客にびっくりしたことはありませんですか?
それは日本と違いすぎるから!

レストラン、スパー、服屋さん、電気屋さん・・・・兎に角どこでもです。

何がそんなに違うのか?

それは お客さんと店員の距離が近いのです
そこで 私達は「なーんてカナディアンってフレンドリーなの?!」と思いかちです。

でもその フレンドリーという感覚ちょっと違うかもしれませんね
(中には本当に教育を受けられていて フレンドリーで素敵な接客をしてくれるところも沢山います!)

なぜそんなに 客と店員の間でギャップがないのか・・・
それは 文化的背景にあります

日本は完璧な縦社会です。 「お客様は神様です!」 この文句知ってますか?
まさにこのキャッチフレーズに現れているように、縦社会そのものなのです。
なので 当たり前に ギャップは生じますよね。だって神様なんだもの(笑

がしかし ここカナダでの社会では ほとんどが横社会です。英語に「先輩 後輩」という単語はないです。
縦でカウントせずに あくまでも横に広がります。
(ここで誤解しないで欲しいのは あくまでも平等、横社会ですが 目上の方や上司に対する態度は友達の延長では勿論ありません。教養のある人ほどきちんとしている印象です)

客と店員は需要と供給の関係

「欲しいあなたがいる だから提供する私がいる」
決して 神様では ありません。

日本に長年住んでいたことのあるカナディアンと話していたところ、こんな話が飛び出ました

「私 昔日本でね、毎日のように常連で行っていた お店があって 店員さんともとっても顔見知りになったのよ。
そこである日 今日は素敵な天気ね!!!あなた元気?!って聞いたら、特に何も返してくれなかったの。
ちょっと困ったように笑っていたわ・・・・私なんだか ショックだったの。私の事実は嫌いだったのかしら・・・・だから 私と話したくなかったのかしら・・・でも 彼女いつも私を快く迎えてくれていたのに・・・・おかしいわ・・・」

そこで 日本の素晴らしい接客とは お客さまのニーズに合わせて 礼儀正しく より的確にすばやく、丁寧に仕事を仕上げることであり 
お客様と 会話を楽しむのは 接客の項目には 普通は入っていない 事を告げました。(昔ながらの下街のお店では違うかもしれませんが・・・)

通常お客さんとベラベラ喋ることは 決して 雇う側からみたら 好印象ではありません。

長年すんでいた 彼女も「なるほど!!!!!!」と合点。
そして彼女は一言「そうだった・・・日本は縦社会だったわ・・・・」とボソリ。

日本に行ったことのないカナディアンにその話をしたところ 
「どんなに 仕事が完璧でも 笑顔のない(作り笑いはカウントされない)接客は 受けたくないわ・・・」

うーん なるほど 接客一つでも 違う角度からみたら 面白いですよね!


Kanae Sato
Japanese Counselor

Chelsea Language Academy
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